お出かけ時期 : 2013年12月2日
旅行の形態 | : | 同性グループ旅行 |
一人分の費用 | : | 1,000円くらい |
投稿日時 | : | 2013年12月2日 17時29分16秒 |
訪問場所 | : | 名古屋城【資料館や文化施設/観光やレジャー】 |
訪問地 | : | 愛知県名古屋市中区 |
名古屋に旅行できた人は必ず訪れる観光名所No.1とも言える「名古屋城」。近くを通ることはあっても、地元民は案外行かないものです。私も遠方から友人が来た時にしぶしぶ行くぐらいで「どーでもいい」スポットの1つでした。(名古屋市民なのにスミマセン!)
今回も県外からの友人を案内するためにやってきたのですが、これまでの私がイメージしていた名古屋城とはかなり違うものになっており、見応え十分でした。
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名古屋市営地下鉄を利用して名古屋城へやってきました。
最寄駅は「市役所駅」。名古屋市役所や愛知県庁などの官公庁が立ち並ぶエリアにあります。
地下鉄利用の場合、名古屋城東門から入るのが近いのですが、お散歩がてら正門の方へ回ってみました。大型バスや自家用車で訪れる人は、正門前に駐車場があるのでここから入ることになります。
ちょっと裏情報ですが、この正門から大通りをはさんだ南側には駐車OKな道路がたくさんあります。官公庁がお休みの土・日は特に空いていることが多いんですよ。
名古屋城
愛知県名古屋市中区本丸1−1
2013年12月2日 09時18分47秒
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正門をはいるとすぐ左手に天守閣が見えてきます。ここが絶好の写真撮影スポットです。東門から入ると、この場所を通らずに天守閣に行けてしまいます。それもあったので、遠回りになっても敢えて正門から入場しました。
名古屋城
愛知県名古屋市中区本丸1−1
2013年12月2日 09時23分53秒
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しばらく進むと楽しみにしてきた「本丸御殿」への案内が出ています。
本丸御殿の復元工事は予算150億円、約10年という歳月をかけて計画されています。3期に分けられており、今年の5月に第1期の工事が完了。玄関と表書院(藩主と家臣が謁見する場所)が公開されています。
名古屋城
愛知県名古屋市中区本丸1−1
2013年12月2日 09時26分31秒
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本丸御殿の外観(完成している一部)です。ここは『車寄せ』と呼ばれる訪問者が到着する玄関です。当時にタイムスリップしたかと思いました。
名古屋城
愛知県名古屋市中区本丸1−1
2013年12月2日 09時27分56秒
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観覧者は玄関からでなく、脇にある入口から中へ入ります。まだオープンしたてなので、白木もピカピカ、木のいい香りがしていました。警備員や中のスタッフの方は和装の衣装に身を包んでおり、お城の雰囲気を損なわないように配慮されていました。(こういうところが以前と違うんですよね~)
名古屋城
愛知県名古屋市中区本丸1−1
2013年12月2日 09時30分17秒
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先程外から見た玄関を入ってすぐのところにある広間です。1の間と2の間の2つに仕切られており、待合室みたいな役割ですね。来訪者に藩主の威厳を示すため、虎の絵が描かれているそうです。金の屏風が玄関から入る光に照らされて、さらに輝きを増していて圧倒されました。
名古屋城
愛知県名古屋市中区本丸1−1
2013年12月2日 09時32分04秒
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本丸御殿は戦災で焼失してしまったのですが、戦災をかろうじてのがれた襖絵や天井板絵が重要文化財として保存されています。それらを用いて当時の素材や技法を研究し、本格的な復元模写を実現しました。
私は美術的なことはあまりよく分かりませんが、それでも単純に素晴らしいなと思えました。
名古屋城
愛知県名古屋市中区本丸1−1
2013年12月2日 09時32分21秒
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玄関から奥に進むと「表書院」があります。来客が藩主や家臣と公的に謁見するための場所です。誰が誰に対して対応をするかで、どの「間」を使うかが決まるそうです。もちろん藩主に会うのは一番奥の「上段の間」。そこまでたどり着く人は少なかったそうです。
名古屋城
愛知県名古屋市中区本丸1−1
2013年12月2日 09時33分00秒
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こちらは3の間。中まで入っていけるようになっていました。虎の絵とは違って落ち着く雰囲気。
スタッフの方の説明によると「玄関では虎の絵で相手を威嚇する → 謁見の間では落ち着いて話が出来るような小動物(猫)の絵になっている」らしくそれぞれ理由がきちんとあるそうです。
名古屋城
愛知県名古屋市中区本丸1−1
2013年12月2日 09時35分39秒
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手前が一の間。栄華を象徴するキジの絵が描かれています。その奥には、藩主と謁見するための上段の間が見えます。まさにお殿様が出てきそうな雰囲気でした。
名古屋城
愛知県名古屋市中区本丸1−1
2013年12月2日 09時37分26秒
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先程の上段の間を、さらに近くの別の角度から見たところです。天井の模様、襖の周りの装飾と金の彫刻などが他の部屋に比べて豪華です。
名古屋城
愛知県名古屋市中区本丸1−1
2013年12月2日 09時40分08秒
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小さな木材を組み合わせて屋根が作られている様子が分かります。こういうのは滅多に見ることがないから、訪問者にとっては嬉しい取り組みですね。
名古屋城
愛知県名古屋市中区本丸1−1
2013年12月2日 10時10分25秒
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さて、天守閣の真下にやってきました。この天守閣も戦災で焼失したため、こちらは復元されたもの。鉄筋仕様、エレベーターありですので、知らずにやって来たらちょっとがっかりするかもしれません。
昔ながらのお城を見たい方には愛知と岐阜県の県境にある「国宝犬山城」がお勧めです。犬山城は国宝4城の1つで、現存する日本最古の木造天主閣。名古屋駅から電車で30分ほどで行けますのでお時間があれば・・・。
名古屋城
愛知県名古屋市中区本丸1−1
2013年12月2日 10時12分24秒
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天守閣に入ると金の鯱鉾がお出迎えしてくれます。でも、ここで記念撮影をあせらなくても大丈夫。5階に金の鯱鉾にまたがって記念撮影できるスポットがありますので。
名古屋城
愛知県名古屋市中区本丸1−1
2013年12月2日 10時16分59秒
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尾張の3英傑の写真も綺麗に展示されていました。日本語だけでなく英語の説明もきちんと併記。この日も、日本人よりは外人観光客の方が多かった気がします。
名古屋城
愛知県名古屋市中区本丸1−1
2013年12月2日 10時36分35秒
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結構本格的な茶室です。
御抹茶と和菓子付500円を頂きました。この茶室の隣にはテーブルのある喫茶室がありますので、正座や作法が苦手な方はそちらで・・・。
名古屋城
愛知県名古屋市中区本丸1−1
2013年12月2日 11時03分32秒
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金が大好きな名古屋人。金の茶窯で御抹茶をいれてもらいます。「○」に「八」のマークは名古屋市のマーク。「八」マークは尾張徳川家に由来しているそうです。
名古屋城
愛知県名古屋市中区本丸1−1
2013年12月2日 11時04分23秒
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約2時間ほどかけて名古屋城を見て回りました。ほとんど期待せずに来たのですが、予想以上に変貌を遂げておりびっくり!庭園の紅葉も見ごろを迎えており、お城の魅力を引き立てていました。本丸御殿の荘厳さはもちろん見ものですが、それ以外のところも観光客が興味を持って楽しめるような工夫がされていました。名古屋もなかなかやるじゃん!
今回は遭遇しませんでしたが「名古屋おもてなし武将隊」もその1つです。名古屋にゆかりのある武将6人(織田信長・豊臣秀吉・徳川家康・加藤清正・前田利家・前田慶次)と4陣笠隊で結成された武将隊。もちろん武将の衣装を着て、名古屋市内で様々なPR活動をしています。名古屋城でも観光客のお出迎え・観光案内・記念撮影などの「おもてなし」を行っているそうで、若い追っかけファンもいます。
進化を遂げる名古屋城。さらに平成28年の開業を目標とした「世界の金シャチ横丁(仮称)」なる計画もあるそうです!(伊勢神宮のおかげ横丁のパクリ???)今の名古屋城には食事をする場所が中にも周りにもほとんどありません。グルメを目的に名古屋を訪れる人も多いので、経済効果を考えてもよいプランですね。
本丸御殿の完成も待ち遠しいですが、桜や紅葉など四季折々の景色を楽しみに来るのも悪くないなと思いました。
名古屋城
愛知県名古屋市中区本丸1−1
2013年12月2日 11時06分03秒
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お出かけ好きな家族3人の旅行記です。