お出かけ時期 : 2013年9月6日~2013年9月8日
旅行の形態 | : | 家族旅行 |
一人分の費用 | : | 60,000円くらい |
移動手段 | : | レンタカー |
投稿日時 | : | 2013年9月12日 23時18分01秒 |
訪問地 | : | 島根県出雲市、島根県松江市、島根県大田市、島根県安来市、鳥取県境港市、鳥取県西伯郡伯耆町、鳥取県米子市 |
今回の旅の目的は、出雲大社へのお参りと温泉めぐり(温泉津(ゆのつ)・立久恵峡・皆生・玉造)。接近していた台風17号が旅行出発の2日前に温帯低気圧に変わり、ホッとして車で出かけました。
1~33シート表示/全33シート
NIKON:COOLPIX S640 |
最初の目的地、温泉津(ゆのつ)温泉に向かう途中で立ち寄った、「鳴り砂」で知られる琴ヶ浜。
とても細かく、サラサラと軽い砂です。
波打ち際の乾いた砂の上で足を擦るように歩くと、ナイロン弦を指でこすったような音がします。
ほとんど人影のない浜辺と、秋の雲。
琴ケ浜
島根県大田市仁摩町馬路本郷
2013年9月6日 14時11分41秒
温泉津温泉(ゆのつおんせん)
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かつて石見銀山の積出港として栄えた温泉津は、全国から温泉ファンが訪れるという名湯の町。
国内の温泉地で最初の「重要伝統的建築物群保存地域」だそうです。
平日のためか、人通りはまばら。
温泉津温泉
島根県大田市温泉津町温泉津
2013年9月6日 14時48分31秒
薬師湯 (営業時間5:00~21:00、入浴料350円、貸切湯もあり)
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ここに来たかったんです!
日本温泉協会の最高評価オール5、泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉。
温泉の成分でキャラメル色に染まった楕円形の浴槽がひとつ、洗い場が3つのシンプルな共同湯です。
窓の外の緑を眺めながら、白濁したお湯につかると、じんわり…じんわり…身体に沁みいるような感覚。
万病に効くとのことで、他府県から通ってこられる方も多いそうです。
温泉津温泉 薬師湯
島根県大田市温泉津町温泉津
2013年9月6日 14時49分36秒
薬師湯(屋上ガーデンテラス)
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入浴後、屋上テラスに上がると、コーヒーをいただけます(無料)。
れんが色の尖がり屋根は、隣にある震湯ギャラリー。
「島根のフィレンツェ」温泉津の街並みを見渡すテラスには、裏山で鳴くひぐらし、みんみん蝉、つくつくぼうしの声が響いていました。
温泉津温泉 薬師湯
島根県大田市温泉津町温泉津
2013年9月6日 15時12分24秒
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薬師湯の旧館で、大正8年築の木造洋館。
「震湯」とは、薬師湯が明治5年の浜田地震で湧出したことに由来する別称だそうです。
中はレトロなカフェになっています。
薬師湯温泉・震湯ギャラリー
島根県大田市温泉津町温泉津
2013年9月6日 15時33分04秒
妙好人・浅原才市 像 (みょうこうにん・あさはら さいち)
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偶然ネットで出会い、頭の角をネコの耳と見間違えて衝撃を受けた、浄土真宗の篤信者「石見の才市」さんの像(大変失礼いたしました…)。
とても穏やかなお顔です。
信仰を詠んだ詩(口あい)を1万首も残されたそうです。
側面に書かれている口あいは、
「如来の御姿こそ かかるあさましき われのすがたなり なむあみだぶつ なむあみだぶつ」
温泉津温泉
島根県大田市温泉津町温泉津
2013年9月6日 15時34分16秒
ゆうゆう館 (9:00~17:00 月曜定休 2Fに歴史資料室あり・駐車場無料)
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立久恵峡(たちくえきょう)
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神戸川(かんどがわ)上流に位置し、奇岩、柱石が屹立する立久恵峡は、出雲市から南へ車で25分ほどの場所でありながら、まさに仙境の趣き。
松江藩第7代藩主、松平不昧公の別荘があったそうです。
雨が降っているので、水墨画のような景色。
紅葉や雪の季節は特にうつくしいと評判です。
立久恵峡
島根県出雲市乙立町
2013年9月6日 17時00分00秒
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立久恵峡温泉の魅力は、ダイナミックな景観を真近に見上げる、野趣あふれる露天風呂(夜間ライトアップあり)。
泉質は、含砒素石膏食塩泉だそうです。
温泉津の薬師湯と比べるとさっぱりした感じ。
夕食に天然の鮎や島根牛、山菜をいただいて、すっかりお殿様気分。
立久恵峡温泉旅館御所覧場
島根県出雲市乙立町立久恵5269
2013年9月6日 17時00分00秒
須佐神社
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旅2日目。
まずは須佐之男命の御霊を祀る神社で、日本一のパワースポットといわれる須佐神社にお参りします。
雨のためか、境内はいっそう静かで厳かな雰囲気です。
須佐神社
島根県出雲市佐田町須佐 730
2013年9月7日 09時21分11秒
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出雲大社
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いよいよ出雲大社にやってきました。
雨にもかかわらず、たくさんの人がお参りしています。
とにかく何もかもスケールの大きいお社。
出雲大社
島根県出雲市大社町杵築東195
2013年9月7日 10時57分33秒
出雲大社(本殿 西側)
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出雲大社 (本殿 後方)
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勢溜(せいだまり・2番目の鳥居)のそばにあるお蕎麦屋さんで、少し早めの昼食。
いろいろな薬味をのせた割り子そばは、1段目で残ったおだしを2段目にかけ、2段目で残ったおだしを3段目にかけて。
最終的に混沌とした美味が完成!
あたたかい釜揚げそばもさっぱりとして美味でした。
そば処 田中屋
島根県出雲市大社町杵築東364
2013年9月7日 11時55分30秒
稲佐の浜
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神在月(10月)には、全国から八百万の神々をお迎えするという浜辺。
出雲大社から西へ、車で3分ほどの場所にあります。
この丸い島は弁天島。
かつては海の中にありましたが、近年、海岸線が後退し、歩いて行けるようになったそうです。
稲佐の浜
島根県出雲市大社町杵築北
2013年9月7日 12時38分05秒
旧大社駅
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明治5年から120年近く、出雲大社への玄関口だった大社駅の駅舎です。
大正13年築で、神社様式の建物は重要文化財となっています。
内部には、切符売場や観光案内所など、当時の面影が。
出雲大社にふさわしく、堂々とした駅舎です。
旧大社駅
島根県出雲市大社町北荒木441-3
2013年9月7日 12時53分08秒
旧大社駅 (プラットフォーム)
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NIKON:COOLPIX S640 |
松江城 (堀川めぐり)
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「堀川めぐり」の船が近づいてきます。
松江城を囲む堀(全長3.7km)を約55分かけてめぐる遊覧船。
時間がなくて今回はパス…残念!
松江堀川遊覧船 ぐるっと松江 堀川めぐり
島根県松江市黒田町507-1
2013年9月7日 15時22分26秒
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出雲の国からちょっと脱線して、妖怪たちにご挨拶。
松江から境港に向かう途中、雨はますます激しくなって、車の窓から見えるのは鉛色の荒れた海ばかり。
気持ちもすさんだ頃、JR境港駅の前に着くと、ちょうど目玉親父とねずみ男の妖怪電車がホームに入ってきたところでした。
水木しげるロードは、JR境港駅から水木しげる記念館までつづく800mの道。
両サイドに153体の妖怪のブロンズ像や妖怪神社、目玉の街灯、鬼太郎グッズのお店などが並んでいます。
雨まじりの風の中、こころもカラダもひえひえになりながら、意地で歩いていきます。
水木しげるロード
鳥取県境港市松ケ枝町、大正町、本町
2013年9月7日 16時35分20秒
水木しげるロード(河童)
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水木しげるロード(鬼太郎&目玉親父)
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皆生温泉
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大雨の中、皆生温泉に到着。
ナトリウム・カルシウム塩化物泉で、さらっとしたお湯です。
保湿・保温効果が高く、すべすべに。神経痛、リウマチ等に効くそうです。
入浴後は境港でとれる海の幸をメインとした夕食。
鯖のしゃぶしゃぶ、そしてのどぐろの藻塩焼きが絶品でした。
朝食の焼魚、しじみ汁も忘れられない美味しさ!
皆生の宿ゆるり
鳥取県米子市皆生温泉3丁目16−1
2013年9月7日 19時26分33秒
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足立美術館(白砂青松庭)
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足立美術館
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床の間の壁をくりぬいて庭園を鑑賞できるようにした、人気の「生の掛け軸」。
庭園の美しさもさることながら、横山大観や北大路魯山人の作品もすてきでした。
時間があっという間に過ぎてしまうので、余裕をもって訪れたい場所です。
足立美術館
島根県安来市古川町320
2013年9月8日 10時17分37秒
庭園茶寮みな美(鯛めし)
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宍道湖を望む美しい庭園を見ながら、不昧公好み「鯛めし」御膳をいただきました。
鯛のそぼろ、玉子の白身と黄身のそぼろ、おろし大根、海苔、わさびをご飯にのせ、秘伝のおだしをかけて。
美しい盛り付けを崩してしまった罪悪感が消える瞬間、突然、劇的に始まる鯛とおだしのハーモニー。
かれいの丸揚げも香ばしくて美味しい!
繊細さと豪快さが一つのお膳に載っている感じ。
島根では、「不昧公好み」という言葉をよく見かけます。
茶人でもあった不昧公、なんだか面白そうなお殿様ですね。
庭園茶寮みな美
島根県松江市末次本町14
2013年9月8日 12時37分59秒
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前日、雨でそれどころではなかった宍道湖の景色を見ることができました。
松林の生えている細長い島は嫁ヶ島。
松林の中に、神社があるそうです。
いつか、宍道湖のうつくしい夕日を見たいものです。
宍道湖夕日通り
島根県松江市袖師町
2013年9月8日 13時14分56秒
八重垣神社
NIKON:COOLPIX S640 |
須佐之男命と稲田姫を祀る、縁結びで有名な八重垣神社へ。
老若男女を問わず、たくさんの人がお参りに来ています。
2本の椿が1本になった「夫婦椿」が3本あり、愛の象徴として大切にされています。
八重垣神社
島根県松江市佐草町227
2013年9月8日 13時35分00秒
NIKON:COOLPIX S640 |
鏡の池での縁結び占い。
占い用紙に硬貨(10円玉か100円玉)を載せ、池に沈む早さや沈んだ場所で、願いのかなう時期などを占います。
中には、ストップウォッチをじっとチェックしている人の姿も。
ちなみに私の紙は、ピンと張って浮かんだまま、ゆ---っくりと池の奥の方へ。
ご縁はちょっと離れた場所にあるということですか?
15分経ってもピンとしているので、待ちあぐねて帰ろうとしたとたん、突然ボチャッと沈みました。
もう少しふわりと、幽玄な感じで沈む様を想像していたのですが…。
八重垣神社
島根県松江市佐草町227
2013年9月8日 13時43分46秒
玉造温泉(白石家)
NIKON:COOLPIX S640 |
旅の終わりは、玉造温泉で日帰り入浴。
「一度入れば肌がすべすべになり、二度入ればどんな病気も治ってしまう」と奈良時代から愛されている温泉です。
泉質は、硫酸塩泉と塩化物泉で、弱アルカリ性。
しっとりと皮膚に添うような感じ。
硫酸塩泉がアンチエイジングに効くそうです。これ、重要!
玉造温泉
島根県松江市玉湯町玉造
2013年9月8日 15時22分23秒
大山
NIKON:COOLPIX S640 |
ずっと雲や雨で隠れていた大山が、帰り道に一瞬だけ姿を見せてくれました。
ありがとう、大山!
鳥取県西伯郡伯耆町金屋谷
2013年9月8日 16時21分27秒
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