安宅の関・歌舞伎ファンなら一度は訪れたい歌舞伎勧進帳の舞台(口コミ)

お出かけ時期　：　2013年10月18日

旅行の形態	：	一人旅
一人分の費用	：	300円くらい
投稿日時	：	2013年12月8日 00時19分51秒
訪問場所	：	安宅の関跡【史跡や城／観光やレジャー】
訪問地	：	石川県小松市

歌舞伎の勧進帳や能の安宅で有名な安宅の関に行ってきました。
安宅の関そのものは現存していませんが、安宅の関跡は日本海に面した安宅公園の中にあります。

ここには歌舞伎「勧進帳」の一場面を表現した弁慶・義経と安宅の関守富樫の銅像や、勧進帳ものがたり館という博物館、安宅ビューテラスというレストハウスもあり、歌舞伎ファンなら一度は訪れたい場所かもしれません。

※左のリストにカーソルを合わせますと、地図上の該当地点に写真とダイジェストがポップアップします。
そのままマウスのホイールを回してスクロールさせることで、掲載順に辿ることもできます。
※地図上のオレンジの人型をドラッグし、地図の上にドロップすることで周辺の景色を見ることができます。(ストリートビュー)
そのまま歩き回ることも可能ですので、旅行を疑似体験することもできます。

1～8シート表示／全8シート

歌舞伎「勧進帳」や能「安宅」で有名な安宅の関

Panasonic：DMC-FS7

歌舞伎の「勧進帳」、能の「安宅」で有名な安宅の関に行ってきました。
安宅の関そのものは現存していないのですが、その関の跡は日本海に面した安宅公園の中にありました。

入口のすぐ傍には、与謝野晶子の歌碑が。

「松たてる安宅の砂丘その中に清きは文治三年の春」

ふと、その石碑に目と心を奪われます。

安宅の関跡
石川県小松市安宅町タ１４０

2013年10月18日 15時42分28秒

弁慶・義経と安宅の関守富樫の像

Panasonic：DMC-FS7

入口を入って少し進むと左手に弁慶・義経と安宅の関守、富樫の像が。
歌舞伎「勧進帳」の一場面を表現した銅像です。

モニュメントに記された「勇知仁」とは、弁慶の智恵、富樫の情、義経の勇気をあらわしているとのこと。

日々の慌ただしい生活の中で、忘れかけている大切な感情をふと考えさせられました。

安宅の関跡
石川県小松市安宅町タ１４０

2013年10月18日 15時47分07秒

Panasonic：DMC-FS7

松の木の生い茂る公園の小路を道しるべに沿って歩いて行くと、かつて安宅の関が設けられていた場所に辿りつきました。

時代を何百年も経て義経と同じ場所にいることの不思議を思います。

安宅の関跡
石川県小松市安宅町タ１４０

2013年10月18日 15時52分23秒

Panasonic：DMC-FS7

松林の散策路を一巡すると、先ほどの勧進帳のモニュメントがある広場に出ました。
モニュメントを背にして左手に、勧進帳ものがたり館という博物館が。

せっかくの機会だったので、中に入ってみると館内は勧進帳一色。
歌舞伎「勧進帳」を放映しているミニシアターもあり、歌舞伎役者の市川団十郎が実際に舞台で使った衣装の展示もありました。

団十郎の迫力ある弁慶を、もう舞台で見ることができないことは非常に残念です。

安宅の関跡
石川県小松市安宅町タ１４０

2013年10月18日 15時54分58秒