お出かけ時期 : 2012年8月17日
旅行の形態 | : | 子連れ家族旅行 |
一人分の費用 | : | 2,000円くらい |
投稿日時 | : | 2017年6月5日 14時25分01秒 |
訪問場所 | : | 赤沢森林資料館【資料館や文化施設/観光やレジャー】 |
訪問地 | : | 長野県木曽郡上松町 |
信州好きな我が家も行ったことのなかった赤沢渓谷に、この年初めて行ってきました。
想像以上に木々の緑がキレイで、川の水も澄みきっていました。
その森林の中を走る森林鉄道は風がとても気持ちよく、ずっと乗っていたかったほど。
川遊びは、真夏の暑さだったにも関わらず水が冷たすぎて結構短時間でギブアップ。(笑)
最後に魚(おそらくヤマメ)のつかみ取りを体験しましたが、活きが良すぎてなかなかつかまらず、最後は反則気味につかまえました…(笑)
1~21シート表示/全21シート
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我が家では定番中の定番・蓼科方面への旅行。
この年も、蓼科にあるお気に入りの素泊まりペンションを起点にいろいろ回りましたが、赤沢渓谷まで足を伸ばしてみよう!という旦那の提案で初めて行ってきました。
とても自然豊かな場所ですが、自然に出来上がった森林というわけではなく、1600年代に当時の尾張藩がこの地域の森林を厳しく護ってきたのが、赤沢自然休養林の始まりだそうです。
そのおかげでキレイな森林も川もしっかり守られ、現代の私達もその恩恵にあずかることが出来ています。
広い国道からこの沢沿いの道に入って、かなりの時間走ったところに駐車場がありました。
そこに車を止めて、沢遊びや散策をしたり森林鉄道に乗ったりできます。
私達はまず川の水辺に降りてみましたが、水の透明度が素晴らしく冷たさが気持ち良かったです。
赤沢森林資料館
長野県木曽郡上松町大字小川入国有林
2012年8月17日 10時03分23秒
川遊びするには最高の透明度 ただ水温低めなので短時間がおススメ(笑)
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上の写真を撮った場所から、下流方面を写した写真です。
それほど水の流れは速くないので、ちらほら川遊びをしている人もいました。
駐車場の一画には更衣室のテントも立てられ、川には飛び込み用の台もあったりするので、川遊び自体は歓迎されてる模様(笑)
ただ、水が冷たいので長時間川遊びをするのは結構な根性がいるかもしれません…
赤沢森林資料館
長野県木曽郡上松町大字小川入国有林
2012年8月17日 10時03分46秒
林業が盛んだった当時を体感することが出来る 赤沢森林鉄道
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川遊びをする前に、まず赤沢森林鉄道に乗りに行きました。
昔、林業が盛んだった日本では切りだした木材の運搬に鉄道を用いるのが一般的でした。
赤沢の森林鉄道もその役割を果たしていましたが、木材だけでなく地域住民の交通手段や物流の手段としてもだんだん重宝されるようになったそうです。
その後、時代が流れ物流の主流がトラックに移るとともに、森林鉄道も廃線が決まったそうですが、地域住民からは保存を希望する声が寄せられ、国有林の新たな活用法への取り組みとして、森林鉄道の記念館が作られ園内を走る森林鉄道として復活することになったそうです。
保存のために敷設(ふせつ)された線路なので、全長は2.2キロと短いですが、開園時期の4月下旬~11月上旬の間、訪れた人を乗せて森林の心地よい風を感じさせてくれます。
赤沢森林資料館
長野県木曽郡上松町大字小川入国有林
2012年8月17日 10時15分57秒
森林鉄道の記念にもらえる ヒノキ材で作られた大きなキップ
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せっかくの初乗車なので、ちょっと並んで最前部に乗りました。
子供達が手に持っているのは、乗車の記念に1人ずつもらえる木製の大きなキップです。
木曽の名産である桧で作られているようで、良い香りもします。
キップには日付がスタンプされていて、穴が開けられヒモが通してあるので、持ち帰った後は飾っておくことも出来ます。
ちょっと見えにくいですが、キップの右下辺りにはきちんと改札を通った証の切り込みが入っています(笑)
赤沢森林資料館
長野県木曽郡上松町大字小川入国有林
2012年8月17日 10時17分18秒
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折り返し地点に到着すると少し停車時間があります。
鉄道はそのまま来た道を戻るのですが、ディーゼル機関車だけを前後入れ替えるため、その入れ替え時間になってるようです。
私達は川沿いの遊歩道を歩いて帰ることにしたので、折り返し地点で下車。
ちょうど機関車を連結しているところだったので、子供達は興味津々で覗き込んでいます。(笑)
それにしてもこのディーゼル機関車、海外製のレトロなものなのでデザインが素敵です。
赤沢森林資料館
長野県木曽郡上松町大字小川入国有林
2012年8月17日 10時31分31秒
機関車の運転席に乗せてもらうことが出来ました!
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食い入るように覗き込んでいたのが功を奏して(笑)運転士さんが手招きしてくれて、運転席に乗せてもらえました!
他にあんまり子供もいなかったので、ほぼ独占状態。
博物館で展示されている動いていない列車に乗る事は出来ても、実際に走っている列車の運転席に乗せてもらえる機会はめったにないので、貴重な体験となりました。
赤沢森林資料館
長野県木曽郡上松町大字小川入国有林
2012年8月17日 10時32分18秒
森林鉄道と一緒に記念撮影☆
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運転席に乗せてもらった後、遊歩道に移動する前に森林鉄道の前で記念撮影。
緑の鮮やかな森林と、レトロなたたずまいのディーゼル機関車、そして可愛い子供達(笑)…写真に収めると何とも絵になります。
ちなみに、看板も立っていますが折り返し地点には改札がないので、復路だけ乗車することは出来ません。
赤沢森林資料館
長野県木曽郡上松町大字小川入国有林
2012年8月17日 10時35分08秒
マイナスイオンを感じながら 川沿いの遊歩道を歩く
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記念撮影の後、出発点までの道のりを歩いて戻ります。
真夏の快晴で日差しは強いですが、川沿いは風も気持ち良くてマイナスイオンたっぷり。
小さい頃から私達に連れられてこういう場所に来慣れている息子は、長距離歩くことを嫌がることなく自然を感じながら楽しんで歩いてくれるので助かります。
中学生になった今もその傾向は変わらず、というかさらに自然が好きになっているようで、将来は八ヶ岳方面に住みたいなぁと言うくらいに成長。
親としては嬉しい限りですが、ちょっとした人ごみでも「酸素が薄い…」というのはあまりに若者らしくなくて少し困りものです。(笑)
赤沢森林資料館
長野県木曽郡上松町大字小川入国有林
2012年8月17日 10時41分31秒
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赤沢自然休養林のある上松町は花崗岩地帯だそうで、川底は水の流れにより写真のような形に削られてゴツゴツした感じです。
足を浸けるくらいなら良いですが、岩で滑りやすい形状なので川遊びするにはあまり適していないかも。
もっと下流に行った辺りには、その削り出された岩が大きな箱をたくさん並べたような形で現れた「寝覚の床(ねざめのとこ)」があり、国の名勝にも指定されています。
赤沢森林資料館
長野県木曽郡上松町大字小川入国有林
2012年8月17日 10時41分44秒
きちんと整備された散策路 子どもも安心して歩けます
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樹齢の高い木々に囲まれた遊歩道(散策路)は整備も行き届いているので、まだ幼稚園児だった娘もご覧のように走り回れるくらいの安定感。(笑)
アップダウンもそれほどないので、小さい子供を連れて散策するにもちょうど良い感じでした。
赤沢森林資料館
長野県木曽郡上松町大字小川入国有林
2012年8月17日 10時50分18秒
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散策路は敷道の反対側の川沿いにあるので、木々が途切れたところでは対岸を走る森林鉄道を見ることも出来ます。
この時すれ違ったのは、私達が降りてから駅に戻った後また新たな乗客を乗せて走ってきた森林鉄道です。
私達が乗った時より乗車率が高く見えるので、空いている鉄道に乗るなら朝早めに着くのが良さそうです。
あ、よく見れば先頭のディーゼル機関車が後ろ向きに客車を引っ張って走っていますね…
折り返し地点で最後尾車両に連結し直す時に、スムーズに入れ替えるための対策なんですね。
赤沢森林資料館
長野県木曽郡上松町大字小川入国有林
2012年8月17日 10時54分42秒
散策コースを行く人の為に 木の枝で作った杖が置かれています
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私達が歩いたのは鉄道の折り返し地点から出発点だったので、1キロくらいの短い距離でしたが、この周辺にはもっと長い距離の散策コースがいくつか用意されているので、その散策コースを楽しむ人たちの為に杖が置かれていました。
ぐるっと周遊するコースの為、帰りにここまで戻ってきたらお返しください、と書かれていました。
杖が置かれているのが、切り株に穴の開いた自然の壺のようなものなのも粋でステキです。
赤沢森林資料館
長野県木曽郡上松町大字小川入国有林
2012年8月17日 11時03分19秒
散策の後は川遊びタイム
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20分ほど歩いたので、水遊びするための軽い準備運動にはなったかな?(笑)ということで、車に戻って水着に着替えて川遊びを開始。
ちょうど水遊びゾーンなので全体的に水位は低めなんですが、ところどころ急に深くなっている箇所もあり、娘は旦那に抱えられて川を渡っていきます。
たぶん水が冷たくて耐えられないってのもあると思いますが。
息子は自力で渡らなくてはいけないので、おそらく右手に見える岩を伝っていく慎重派作戦に出ると思われます。(笑)
赤沢森林資料館
長野県木曽郡上松町大字小川入国有林
2012年8月17日 11時16分06秒
水が冷たいので 水遊びというよりは岩場遊び…(笑)
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こうやって後から写真を見返してみると…よっぽど水が冷たかったんでしょうね、あんまり水に浸かっている写真がありません。(笑)
うちの子達は全然泳げないので、元々水に苦手意識があるのも影響してるのかも。
赤沢森林資料館
長野県木曽郡上松町大字小川入国有林
2012年8月17日 11時19分43秒
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いつも旅行する時は、私の遺伝性雨女の能力(私の母がものすごい雨女・笑)を発揮して曇天や悪天の多い我が家ですが、この日は本当に気持ちの良い青空が広がっていて、森林の緑や白い雲とのコントラストが最高に綺麗でした。
ただ、赤沢をあとにした帰り道にはものすごい雷雨に遭ったので、この日の神様は雨を降らすタイミングを計って待ってくれていた模様です。(笑)
赤沢森林資料館
長野県木曽郡上松町大字小川入国有林
2012年8月17日 11時19分56秒
水遊びはそろそろ満足…かな(笑)
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そして子供達は相変わらず、ちょっと川に入ってはすぐ出てくる…と繰り返していて寒そうなので、そろそろ水遊びを切り上げることにしました。
もう少し泳げて体を動かせれば違うんでしょうけどね。
赤沢森林資料館
長野県木曽郡上松町大字小川入国有林
2012年8月17日 11時27分50秒
川遊びの後は 魚のつかみ取り
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川遊びの後はバーベキューハウスに移動して、その横にある池で魚のつかみ取りに挑戦。
ニジマスだったかな…と思いましたが、ネットで調べるとどうやらここのはヤマメだったみたいです。
あ、写真に写ってる看板に「ヤマメつかみどり」って書いてありました。(笑)
赤沢森林資料館
長野県木曽郡上松町大字小川入国有林
2012年8月17日 12時04分14秒
旦那と子供2人で ヤマメと格闘
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大人の足首くらいまでの池で、旦那と子供達2人でヤマメのつかみどりに挑戦。
この池が結構広くてヤマメも活きがとてもいいせいか、しばらく見ていましたが全く捕まる気配がありません…
旦那もバケツを手にしているし、左手にいる男性も大きなカゴ状の箱を持っているので、もはやつかみどりは無理と判断して囲い込もうとしているようです。(笑)
赤沢森林資料館
長野県木曽郡上松町大字小川入国有林
2012年8月17日 12時08分45秒
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結局、子供達はまったく戦力にはならず(笑)旦那が何とかバケツに追い込んで1匹つかまえました。
つかまえられなくても、数百円払えば1匹塩焼きをもらえるので、4人で2匹の塩焼きを食べました。
普段そんなに魚を好んで食べない子供達も、自分たちが頑張ってつかまえたのと、外で食べる雰囲気の良さもあり、結構たくさん食べていました。
赤沢森林資料館
長野県木曽郡上松町大字小川入国有林
2012年8月17日 12時46分00秒
「トムソーヤクラブ村」で イカダ船作り体験
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ヤマメの塩焼きを味わった後、夏休みのイベントとして開催されていた「トムソーヤクラブ村」をのぞいて、息子がイカダ船作りに興味を示したので参加させてみました。
使う木材はすでにカットされているので、あとはその木材に色を塗ったりくぎを打って組み立てる作業を自分でやります。
夏休みの自由工作として提出するにも良さそう。(笑)
ちなみに「トムソーヤクラブ村」とは、旅行会社の日本旅行さんが全国で行っている自然体験型のイベントだそうで、赤沢自然休養林で開催されたものがその先駆けらしいです。
今はいろんな観光地でこういう体験イベントは当たり前のように行われているので、ここでの功績は大きいんでしょうね。
特に予約も必要ないので、気軽に参加できるのも良いと思います。
赤沢森林資料館
長野県木曽郡上松町大字小川入国有林
2012年8月17日 13時20分07秒
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割と簡単に出来る行程だったので、20分くらいで完成。
色も油性マジックで塗ったので乾かす時間もなくすぐ遊べました。
川の流れが結構速いので、浮かべてみる時は下流に旦那がスタンバイしていました。(笑)
森林鉄道に乗り、森を散策して、川遊びや魚のつかみどり、工作体験…と思ったより盛りだくさんに遊べて気づけば4時間ほど滞在していました。
他にも、森林鉄道記念館や食事できるところもあるので、このエリアだけで1日たっぷり遊べると思います。
この体験記を機に、また久しぶりに行ってみたいね~ということになり、今年の旅行もこの時のコースに決定しました。(笑)
この時はまだ産まれていなかった次男もすでに3歳。
兄姉と一緒に楽しんでくれると良いなと思います。
赤沢森林資料館
長野県木曽郡上松町大字小川入国有林
2012年8月17日 13時43分20秒
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