お出かけ時期 : 2011年6月13日~2011年6月14日
旅行の形態 | : | 一人旅 |
一人分の費用 | : | 15,000円くらい |
移動手段 | : | バス、自転車、徒歩 |
投稿日時 | : | 2013年8月8日 10時26分08秒 |
訪問地 | : | 岩手県西磐井郡平泉町、岩手県一関市 |
平泉が世界遺産になるのが確実とテレビ等で話題になっていた時期に訪れました。
世界遺産になり、人が沢山訪れて混雑する前に行こうというのが狙いでした。
平泉といえば、大まかに
平安時代後期に奥州藤原氏が治め、栄華を極めていた都市。
源義経最期の地。
松尾芭蕉の『奥の細道』ゆかりの地。
辺りの単語が出てくると思います。
個人的には、蕎麦がおいしいとつけ加えたいですね。
あと、せっかく平泉を訪れたので、近くにある厳美渓と猊鼻渓にも訪れました。
それと、時期の説明でもう一つ。
訪れた時は東日本大震災から3ヶ月経った頃です。
なので、建物等が破損していたりと、あちこちに震災の爪痕が残っていたりします。
1~25シート表示/全25シート
私が訪れた時は、建物が建っていた跡以外は何も残っていませんでした。
奥州藤原氏三代、藤原秀衡が京都の平等院鳳凰堂をモデルにして建立した寺院で、お近くの看板には当時の姿を再現した3DCG画像がありました。
それなりに広かった点を見て、かなり大きな建物だったのでしょう…
そう感じられました。
岩手県西磐井郡平泉町平泉
2011年6月13日 10時56分00秒
とても広い柳之御所遺跡しかし…
政治をしていたと言われている柳之御所遺跡。
無量光院以上に広く、巡るのが大変ですが、残念ながら、建物跡と池以外は何もありませんでした。(近くに資料館があったらしいのですが…)
時間の関係で、次へ進みました。
岩手県西磐井郡平泉町平泉
2011年6月13日 11時13分00秒
高館義経堂をご拝見
拝観料を払い、階段を登れば、左に義経堂があります。
義経堂の中には、源義経の人形が安置されています。
反対方向に、松尾芭蕉の俳句が書かれた碑があります。
高舘・義経堂
岩手県西磐井郡平泉町平泉柳御所
2011年6月13日 11時33分00秒
兵どもが夢の跡
松尾芭蕉が詠んだ俳句の碑。
「夏草や 兵どもが 夢の跡」
『奥の細道』で詠まれた一句です。
「兵どもが 夢の跡」というフレーズを一度は聞いた事があると思います。
ここで、詠まれたのかと思うと感慨深いですね…。歴史ロマンを感じます。
ちなみに私が訪れた時、この碑の近くで何かの撮影を行っていました。
お邪魔して申し訳ない気持ちで近くを通り、碑を見に行きました。
高舘・義経堂
岩手県西磐井郡平泉町平泉柳御所
2011年6月13日 11時39分00秒
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中尊寺 本堂まで到着
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中尊寺 峰薬師堂 目の健康を祈りましょう
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札所では、目のお守り、目の絵馬が販売されています。
(目のお守り自体は、こちら以外でも販売していますが…)
目の健康に不安がある方は、お守りを買ったり、目の健康を祈ってみたりしてはいかがでしょうか。
中尊寺
岩手県西磐井郡平泉町平泉字衣関202
2011年6月13日 12時54分58秒
中尊寺 梵鐘
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中尊寺に伝わる文化財・宝物を拝見できる場所です。
こちらで拝観料を払い、中へ入ります。
讃衡蔵・金色堂・経堂・旧覆堂を拝見する場合は、拝観料がかかります。
ちなみに讃衡蔵とは「奥州藤原氏三代(清衡、基衡、秀衡の衡)の偉業を
たたえ(讃)る宝蔵」という意味です。
中に入ると、黄金を使用したもの、黄金の仏像や経典といった、黄金文化、
仏教を連想させられるものが多く、当時の繁栄を今に伝えています。
おや、黄金の棺が展示されています。この棺の指す意味とは…
これについては、次の金色堂のところで書きます。
讃衡蔵
岩手県西磐井郡平泉町平泉字衣関202
2011年6月13日 13時05分18秒
中尊寺 金色堂へいざ!
やっと金色堂とご対面。
金色堂は新覆堂という写真の建物の中で、厳重に守られています。
金色堂自体は、残念ながら写真撮影はできませんでした。
新覆堂内部には金色堂があり、金色堂に関する説明のアナウンスが流れています。
ちなみに、金色堂は奥州藤原氏三代の遺体と四代目の首が眠っています。
讃衡蔵に展示してあった棺は、この事を示しています。
アナウンスでも説明がありますが、訪れた際は、その事を踏まえて見ていただきたいです。
松尾芭蕉も訪れており、「五月雨の 降り残してや 光堂」という俳句を残しています。続きは後ほど…
金色堂
岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関
2011年6月13日 13時27分15秒
お腹がすいた。そうだ、そばを食べよう
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中尊寺を訪れていたら、お腹が空いてきました。
お昼をすでにまわっていたので、中尊寺の中で偶然見つけたお蕎麦屋さん、そば処 義家で
食事をする事にしました。
そば処義家
岩手県西磐井郡平泉町平泉字衣関43
2011年6月13日 14時13分28秒
そばをいただきます
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平泉文化遺産センターに寄ってみた
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奥州藤原氏を中心に、それ以前の安倍氏の時代から現代までの平泉の歴史を出土品や図解にて、時系列で展示してあります。
模型と映像の展示もあります。
入館料無料とは思えない内容。
本当に無料なのか、疑問に思えてきます。
平泉文化遺産センター
岩手県西磐井郡平泉町平泉花立44
2011年6月13日 15時19分14秒
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毛越寺は、入るだけで拝観料がかかります。なので、入口にて拝観料を払います。
毛越寺は、奥州藤原氏二代藤基衡が造営に着手した寺院で、浄土庭園が有名です。
途中でお守りを買い、いざ浄土庭園へ…
浄土庭園の湖は大きいため、1周するのが大変でした。
湖は幾重の波紋が現れては消えを繰り返しており、その光景は綺麗と感じさせられるものでした。
余談ですが、お恥ずかしい事に、順路を知らないで逆走していました。
なので、これから紹介する場所の順番は、本来の順序とは違うかもしれません。
毛越寺
岩手県西磐井郡平泉町平泉大沢58
2011年6月13日 15時35分24秒
お隣の観自在王院をのぞいてみた
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毛越寺の隣にある観自在王院跡です。
観自在王院跡は藤原基衡夫人が建立したと伝えられており、現在は史跡公園になっています。
毛越寺からのぞく事ができます。
岩手県西磐井郡平泉町平泉
2011年6月13日 15時38分21秒
毛越寺 遣水-やりみず-
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(ここから2日目)厳美渓にやってきた
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荒々しい岩肌、エメラルドグリーンな川、綺麗で壮大な風景が広がる厳美渓。
ここは空飛ぶだんごこと郭公だんごが有名。
さっそく食べてみる事にしました。
岩手県一関市厳美町
2011年6月14日 09時51分51秒
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籠を発見。その他にも、だんごを注文するための道具が…
早速注文してみましょう。
1 小さなザルにだんごの代金を入れる。
2 木槌で木板を叩く。
かっこうだんご
岩手県一関市厳美町字滝ノ上211
2011年6月14日 09時54分21秒
空飛ぶだんごを体験 その2
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猊鼻渓 静かな川下り
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さて、猊鼻渓に来ました。
お船に乗って舟下りに行きます。
こちらの舟下りは大多数の方がイメージする急流に乗って下るタイプではなく、流れが激しくない静かで穏やかな川の上を進み、周囲の大自然を満喫するタイプです。
周囲は非常に静かです。
舟下りの途中、船頭さんが歌を歌ってくれます。
ちなみに、舟乗り場に向う最中、店内が壊れた様子で入れなくなっていた建物がありました。
震災の影響でしょうか…
岩手県一関市東山町松川
2011年6月14日 12時58分07秒
猊鼻渓 道中
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非常に静かな雰囲気の中、船頭さんの説明を聞きながら、舟に乗って進みます。
私が乗船した日は、前日に雨が降ったため川が濁っていました。
普段は透明で綺麗な川らしいです。
道中震災により崖が崩れ、震災以前と風景が変わってしまったところがありました。
と、船頭さんが説明してくれました。
そうだとしても、荘厳な風景に変わりはないと、私は思います。
岩手県一関市東山町松川
2011年6月14日 13時25分27秒
猊鼻渓の奥
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舟下りの最奥に到着すると、一旦舟を下り、猊鼻渓の名称の由来となった獅子ヶ鼻岩を
乗船した人皆で見ます。
岩手県一関市東山町松川
2011年6月14日 13時41分44秒
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獅子ヶ鼻岩を見た後は船頭さんからうん玉を買って運試し。
崖に空いた小さな穴(右の方の穴)をめがけてうん玉を投げます。
入ったら願いが叶うかもしれないです。
しかし、入れるのは非常に難しいです。
私を含め挑戦した方は、皆入れる事はできませんでした。
ここで舟に戻り、舟乗り場へ戻ります。
<全体のまとめ>
金色堂は素晴らしかった。写真や映像で見るより実際見る方が良いと思いました。
個人的な感想ですが、中の仏像が飛び出てくる様な感じがしました。
厳美渓は、だんごがおいしかったです。空飛ぶだんごは面白いですね。
私自身あまりめぐり合わないものだったので、見ていて斬新でした。
しかし、お茶が2つついてきたのは疑問でした。
猊鼻渓は荘厳な大自然が一見の価値あり。
日常では感じられない、非常に静かな世界に浸りつつ大自然を満喫できたのも
良かったです。
お疲れ様でした。
岩手県一関市東山町松川
2011年6月14日 13時45分49秒
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