白神山地・ねぶたの家ワ・ラッセ・十和田市現代美術館・十和田湖の青森縦断一人旅

お出かけ時期　：　2011年10月20日～2011年10月23日

本州の最北、青森県。
東北地方の中でも一番遠くに感じてしまう場所かもしれません。
それ故、行ったことない人も多いのではないでしょうか。

私もそんな中の一人でした。
東京を離れる前に東北を制覇しておきたいという思いから、一人でこの地を訪れることにしました。

世界自然遺産の一つ、白神山地。
新しい東北新幹線と新青森駅とその周辺。
モダンな美術館巡り。
そして紅葉のきれいな十和田湖。

そんな青森の魅力を存分に味わった旅でした。

• ※左のリストにカーソルを合わせますと、地図上の該当地点に写真とダイジェストがポップアップします。
  そのままマウスのホイールを回してスクロールさせることで、掲載順に辿ることもできます。
• ※地図上のオレンジの人型をドラッグし、地図の上にドロップすることで周辺の景色を見ることができます。(ストリートビュー)
  そのまま歩き回ることも可能ですので、旅行を疑似体験することもできます。

東京駅から青森へ向かいました。

写真は、現時点では一番新しい新幹線、はやぶさです！
この長い先頭車両は鉄道好きは必見ですよー

本数は限られていたのですが、せっかくのチャンスだったので、はやぶさの時間に合わせて出発しました。
座席ももちろんきれいで新しく快適でした。

東京駅
東京都千代田区

2011年10月20日 09時25分37秒

弘前駅前のホテルにて一泊を過ごした朝、バスで第一の目的地、白神山地へ向かいました。

弘前駅
青森県弘前市

2011年10月21日 08時48分03秒

この日は秋晴れの気持ちいい天気に恵まれました。
世界遺産の白神山地へ入る道は限られているようで、私が選んだのは、青森県側から入るルートです。

白神山地は、秋田県と青森県にまたがっているんですよね。私は訪れるまで知りませんでした。

暗門の滝歩道
青森県中津軽郡西目屋村川原平大川添

2011年10月21日 10時54分13秒

白神山地へ入る入り口です。
このルートは暗門の滝歩道と名付けられていて、三つの大きな滝を見に行く道になっています。

結構ハードな山道でしたが、紅葉の始まっている白神山地の中、歩くのは気持ちの良い運動になりました。

暗門の滝歩道
青森県中津軽郡西目屋村川原平大川添

2011年10月21日 10時57分44秒

山道を抜けると、河原に出て川沿いの狭い道をどんどん歩いていきました。
写真ではなかなか伝えられないのですが、往復すると足がパンパンになるくらいの距離とでこぼこの道でした。

暗門の滝歩道
青森県中津軽郡西目屋村川原平大川添

2011年10月21日 12時02分27秒

これがその滝の一つです。
写真ではこの大きさを伝えられないのが悲しいほどに、素晴らしかったです。
滝にそんなに興味のなかった私でさえ、感動しました。

その周りの紅葉も見事でした。
一つの滝だけ見て戻るつもりが、こんなに素晴らしいなら三つの滝を見たい！という欲が出て時間がないのに三つをしっかり見て来ました。

バスの時間があったので、帰り道はほとんど写真も撮らず、早足で戻りました。
行きにかかった時間は１時間半なのに、帰りは４０分ほどでした。

暗門の滝
青森県中津軽郡西目屋村川原平大川添

2011年10月21日 12時35分46秒

白神山地を満喫した後、新青森駅へ向かいました。

新青森駅周辺は、新しい観光施設ができていて、この旅行で二つの施設を巡りました。
その一つが、この『ワ・ラッセ』です。

青森の代表的なお祭りと言えば、ねぶた祭りですよね。
青森に行く際に、このねぶた祭りの時期も考えたのですが、無理だったので、この施設があって良かったです。

生で見るねぶたは、立体的でかなり迫力のあるものでした。
いつかちゃんとお祭りも見に行きたいと思います。

青森市文化観光交流施設　ねぶたの家ワ・ラッセ
青森県青森市安方１丁目１−１

2011年10月21日 17時15分43秒

もう一つの駅前の観光施設が、この『A-FACTORY』です。
外観も可愛いです。

この中にはりんごを始めとする、青森のお土産グッズがたくさん並んでいました。
食事をできるスペースもあり、私もここでお昼ごはんを食べて行きました。

Ａ－ＦＡＣＴＯＲＹ
青森県青森市柳川１－４－２

2011年10月22日 12時14分21秒

新青森駅を離れ、八戸駅まで移動しました。
この移動が特急も利用しなかったので、かなり時間がかかりました！

八戸に着いたのはもう夕方近くになっていたので、ホテルでゆっくりしても良かったのですが…。
旅は勢いです。
行きたかった場所へ体力を振り絞って行くことにしました。

八戸駅
青森県八戸市

2011年10月22日 15時00分32秒

私がどうしても行きたかった場所、十和田市現代美術館です！
この美術館を知ったのは、ある雑誌の表紙を飾っていたからです。

因みにこの写真は建物の中ではなく外観で、道から撮ったものです。

この馬の作品、とってもインパクトありますよね。
バスを降りる前から見えて、とっても目立ってます。

この美術館、建物も作品もかなり個性的なので、美術に興味の無い人も楽しめると思います。
私も今までで訪れた美術館の中では、トップ３に入る楽しさでした。

十和田市現代美術館
青森県十和田市西二番町１０−９

2011年10月22日 15時57分06秒

この建物はミュージアムショップ「アペ・ロッサ」です。

木からりんごが落ちる絵が書いてあります。
建物一面をダイナミックに使ったおしゃれさ満点の作品です。

十和田市現代美術館
青森県十和田市西二番町１０−９

2011年10月22日 15時57分39秒

だんだん日が暮れてライトアップされていき、外から見てまた違った雰囲気の美術館を味わうことができます。

この写真は、一つ前の写真を側面から見たものです。
内部の床も鮮やかな作品の一つになっています。

十和田市現代美術館
青森県十和田市西二番町１０−９

2011年10月22日 16時43分47秒

この模様、ご存知の人も多いですよね。世界的に有名なアーティストの草間彌生の作品です。

この美術館の面白いところは、建物の内部に陳列されたものだけが美術品なのではなく、外のスペースや壁、屋上、階段、床までも材料として作品にされているところだと思います。

美術館の中を紹介しすぎると訪れる人の楽しみがなくなってしまうので、ここではそんなに紹介しませんが、本当におすすめの美術館なので、訪れる価値は大きいです。
無理して訪れて本当に良かったです。

十和田市現代美術館
青森県十和田市西二番町１０−９

2011年10月22日 16時58分53秒

青森最終日。

八戸から向かった場所は、十和田湖です。
十和田湖に向かうバスの途中、約１４キロの奥入瀬渓流の横をずっと通ります。

驚いたのが、バスの中でこの奥入瀬渓流の説明を音声で聞くことができます。
バスの進み具合がこの音声に合わせて進むので、景色を見ながら滝の名称や説明を受けることができます。

実はこの奥入瀬渓流もゆっくり歩いてみたいなーと思っていたのですが、十和田湖に行くことを選択した時点で諦めていました。
しかし、こうしてバスから見ることができたので良かったです。

歩いている方もたくさんいて、紅葉狩りを楽しまれていました。

奥入瀬渓流
青森県十和田市奥瀬

2011年10月23日 10時20分32秒

十和田湖に到着しました。

遊覧船に乗って、十和田湖を見たいと思っていたので、まっすぐ十和田湖遊覧船乗り場へ行きました。
帰りのバスの時間もチェックし、いざ遊覧船へ。

十和田湖の天気は変わりやすく、霧が一気に濃くなったりすることもあるみたいですが、私が乗る時は大丈夫でした。

十和田湖遊覧船
青森県十和田市奥瀬十和田湖畔休屋

2011年10月23日 11時08分01秒

すれ違った十和田湖遊覧船を、紅葉をバックに写真で撮りました。
十和田湖の周り３６０度紅葉で埋め尽くされていました。

十和田湖遊覧船
青森県十和田市奥瀬十和田湖畔休屋

2011年10月23日 12時03分33秒

本当に壮大な景色を見ることができ、大満足でした。
外は寒かったですが、紅葉シーズンの十和田湖、とってもおすすめです。

十和田湖遊覧船を降りると霧が濃くなり、このように紅葉を見ることが難しくなっていたので、いい時間に見ることができてラッキーでした。

十和田湖
青森県十和田市奥瀬字十和田

2011年10月23日 12時04分11秒

十和田湖からバスに乗り、八戸へ戻り新幹線でまっすぐ東京に戻りました。
東北地方はこれでひとまず制覇しました。

今回使用したお得チケットです。
JR東日本が発行しているチケットで、一定区間内は特急などの有料車以外は乗り放題になります。
目的地がこういったプランにあてはまる場所なら断然お得なので、私はよく活用しています。

JR東日本、西日本それぞれいろんなプランがあるので、それを見て目的地を決めるのもおすすめです。

八戸駅
青森県八戸市

2011年10月23日 18時22分55秒